映画と本の感想ブログ「映画の本だな」

いつかディズニー映画を英語で観るために頑張るブログ。

2021-01-01から1年間の記事一覧

映画「ゴースト/ニューヨークの幻」

映画「ゴースト ニューヨークの幻」 ”「今まで、死んだ人と接触したと思ったことがありますか。」 この質問に対して、(アメリカ)合衆国の人口の27%にあたる者が 肯定的な回答をしているのである。” 書籍「人は死ぬ時何を見るのか」 カーリス・オシス/エル…

映画「フェノミナ」

映画「フェノミナ」 映画"Phenomena" 1985年 ダリオ・アルジェント 監督 「クロックタワー」というゲームをご存じでしょうか? 殺人鬼や怪奇現象に襲われる少女を館から脱出させる、ホラーゲームです。 今は懐かしいファミコン用として1995年に発売されまし…

映画「ロック・ユー!」

映画「ロック・ユー!」 ”トーナメントは若い騎士が名をあげ富を築く絶好の場でもありました。” 書籍「オスプレイ戦史シリーズ3 馬上槍試合の騎士」 クリストファー・グラヴェット 著 須田武郎 訳 映画"A Knight's Tale" 2001年 ブライアン・ヘルゲランド 監…

映画「パドマーワト 女神の誕生」

映画「パドマーワト 女神の誕生」 映画"Padmaavat" 2018年 サンジャイ・リーラー・バンサーリー 監督 評判が賛否両論ある映画って他人に勧めにくいですよね。 ある人にとっての地雷が埋まっていると思うと、万人受けしない映画は 個人のお楽しみ用リストに入…

映画「ねじれた家」

映画「ねじれた家」 ”「おまえはいいことを考えている。殺人犯人を身近に感じることが大切だよ。 離れて見ていては駄目だ」” 書籍「ねじれた家」 アガサ・クリスティー 著 田村隆一訳 映画"Crooked House" 2017年 ジル・パケ=ブランネール 監督 映画を視聴…

映画「シックス・センス」

映画「シックス・センス」 ”過去を変えることはできない、ただ失敗を理解することならできる。 何がいけなかったのか理解することは、未来へ進むための後押しだ。” 書籍「シックス・センス」 ジム・デフェリス 著 酒井紀子 訳 映画The Sixth Sense"" 1999年 …

映画「素敵なサプライズ/ブリュッセルの奇妙な代理店」

映画「素敵なサプライズ/ブリュッセルの奇妙な代理店」 映画"De Surprise" 2016年 マイク・ファン・ディム 監督 自分の死を自分で決めることは罪に値するのか。 回復の見込みのない傷病人が自らの死期を早める処置を施す「安楽死」は、 延命処置を施さず、…

映画「三十四丁目の奇蹟」

映画「三十四丁目の奇蹟」 ”クリスマスはカレンダーの日付とは別のものです。 クリスマスは〈心〉ですよ。” 書籍「34丁目の奇跡」 ヴァレンタイン・デイヴィス 著 片岡しのぶ 訳 映画"Miracle on 34th Street" 1947年 ジョージ・シートン 監督 映画のカテゴ…

映画「パンズ・ラビリンス」

映画「パンズラビリンス」 映画"El laberinto del fauno" 2006年 ギレルモ・デル・トロ 監督 スペイン内戦後の混乱した世の中。 父を亡くし、再婚相手の子をお腹に宿した母と2人で、 新しい父の元へ身を寄せることとなった少女。 森の中でのゲリラ戦。 冷酷…

映画「妹の恋人」

映画「妹の恋人」 ”ボクのこころは グチャグチャのまま でも ボクは おとうとが すき” 書籍「みんなとおなじくできないよ」 湯浅正太 著 映画"Benny & Joon" 1993年 ジェレマイア・チェチック 監督 絵本「みんなとおなじくできないよ」は、 障害をもつ兄弟姉…

英語教材としてのディズニー!

英語教材としてのディズニー! 英語の勉強は、モチベーションの維持が課題ですよね。 語学は一朝一夕ではどうにもならない。 では継続するために、何が必要か? ズバリ、自分にあった面白い教材を探すことが大切です。 洋画でも海外ドラマでも構いません。 N…

映画「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」

映画「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」 ”クリスティーのミステリにおける「欺し」は、 小説というプラットフォームに組み込まれた一個の塊なのではなく、 欺しの企みの細い糸によって織り上げた布のようなもの、 プラットフォーム自体が欺しででき…

映画「バベットの晩餐会」

映画「バベットの晩餐会」 映画"Babettes gæstebud" 1987年 ガブリエル・アクセル 監督 フランス料理はお好きですか? 慣れないテーブルマナー、なじみのない食材、ワインリストの長さ、 それから二度見してしまうようなお値段の高さ。 今回取り上げる映画「…

映画「オズの魔法使い」

映画「オズの魔法使い」 ”不可能だとわかっていることを実現するには、 人はペテン師になるよりほかあるまい。 かかしとライオンときこりを満足させるのはたやすかった。 やつらはわたしがなんでもできるものと思いこんでいるからな。” 書籍「すばらしいオズ…

映画「ジュラシック・パーク」

映画「ジュラシック・パーク」 “人間は、唐突で急激で不合理な変化が自分たちの存在そのものに 組み込まれているとは考えない。 だが、事実はそうだ。 それを指摘するのがカオス理論なんだよ。” 書籍「ジュラシック・パーク」 マイクル・クライトン 著 酒井…

映画「LIFE!」

映画「LIFE!」 “おれがときどき考えごとをするの、いままで気がつかなかったのかい?” 書籍「ニューヨーカー短篇集Ⅰ」 ジェームズ・サーバー 著 鳴海四郎 訳 映画"The Secret Life of Walter Mitty" 2013年 ベン・スティラー 監督 前知識無しで映画館へ行っ…

映画「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」

映画「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」 映画"Les traducteurs" 2019年 レジス・ロワンサル 監督 人気ベストセラー作家の続編発売にあたって、9人の翻訳家たちが集められます。 彼らは連れて行かれた先は豪邸……の地下にあるシェルター。 情報流出を防ぐた…

映画「博士と狂人」

映画「博士と狂人」 ”フランス語やスペイン語やイタリア語、そして諸外国の宮廷の言葉に取って かわりつつあった英語は、はるかによく理解される必要があり、 正しい学び方ができなければならなかった。 話され、書かれ、読まれている英語の目録をつくる必要…

映画「オリエント急行殺人事件」

映画「オリエント急行殺人事件」 ”「ロング・デイスタンス?長距離電話のことをおっしゃってるのね」 「あ、それそれ、お国のイギリスでは、ええと”カバン電話”と言うんでしたかな」” 書籍「オリエント急行の殺人」 アガサ・クリスティー 著 山本やよい 訳 …

ディズニー・アニメ映画「モアナと伝説の海」

ディズニー・アニメ映画「モアナと伝説の海」 ”地軸を支える動物の象徴である水棲動物への信仰は、ナマズだけに特有な ものではなく、所によって別の魚や生物であったことは多様な民間信仰から 容易に想像される。 一般に水底や地面を這うようにして生活する…

映画「セブン」

映画「セブン」 ”痛悔は非常に悲しくて苦しくなければなりません。 そうすると、神はその人にはっきりと慈悲をお与えになるのです。” 書籍「カンタベリー物語」 ジェフリー・チョーサー 著 笹本長敬 訳 映画"SE7EN" 1995年 デヴィッド・フィンチャー 監督 痛…

映画「ボーダー 二つの世界」

映画「ボーダー 二つの世界」 映画"Gräns" 2018年 アリ・アッバシ 監督 こ…怖い映画だ…。 さすが北欧スリラー、今回も度肝を抜きに来てますね。 家族・友人・恋人とは絶対に観たくない系のファンタジー(?)映画、 それが今回ご紹介する「ボーダー 二つの世…

フランチャイズかい!

フランチャイズのこと TSUTAYAがフランチャイズ方式だと知っていましたか? 私は利用し始めてから5年以上経って、観たい映画を探していつも行かない店舗へ 行った時にはじめて知りました。 「え、全店同じお値段じゃないの…?」って。 店によって価格やセー…

映画「イン・ハー・シューズ」

映画「イン・ハー・シューズ」 ”彼女の足もとだけはいつも正しく見えた。 ローズは人気者がもっているものを手に入れられたのだ。 たとえ足首から上がまったくいけてなくても気にならなかった。” 書籍「イン・ハー・シューズ」 ジェニファー・ウェイナー 著 …

映画「譜めくりの女」

映画「譜めくりの女」 映画"La Tourneuse de pages" 2006年 ドゥニ・デルクール 監督 譜めくり――ピアニストの後ろに控え、楽譜をめくる行為、またその係のこと。 そう言われれば、そんな人がいたような気がします。 舞台の上での主役はピアニストですから、…

理想のヘッドホン探し!

理想のヘッドホン探しのこと 眼鏡をかけている人ならわかると思います、この悩み。 「ヘッドホンが眼鏡のツル(テンプル)を圧迫して痛い!」 日常的に眼鏡をかけているコザクラにとっては、 楽しいPC作業のために眼鏡とヘッドホンの併用は必須でした。 映画…

映画「メアリーの総て」

映画「メアリーの総て」 ”おぼえておいてくれ、おれはおまえがつくったものなのだから、 おれはおまえのアダムにあたるわけだが、おれはむしろ、 罪もないのに歓喜から追いだされた、墜落天使のようなもので、 いたるところに幸福があるのに、おれだけがきっ…

映画「ショパン 愛と哀しみの旋律」

映画「ショパン 愛と哀しみの旋律」 ”身なりを整え終えたころ今度は一杯のチョコレート(ココア)が 運ばれてくるが、それは食の細いショパンに 少しでも栄養をつけさせようというサンドの心づかいだった。” 書籍「音楽家の伝記 はじめに読む1冊 ショパン」 …

映画「パディントン」

映画「パディントン」 ”「これから、うちで、わたしたちといっしょに暮らすのよ。」と、 ジュディはいいました。 「この人、南米から移民してきたの。 ひとりぼっちで、どこへも行くところがないんですって。」” 書籍「くまのパディントン」 マイケル・ボン…

「もののけ姫」を映画館で観たこと!

「もののけ姫」を映画館で観たこと 「一生に一度は、映画館でジブリを。」 この言葉を合い言葉に、コロナウイルス渦中の2020年6月、 全国の劇場でスタジオジブリの過去4作品が上映されました。 ・風の谷のナウシカ ・もののけ姫 ・千と千尋の神隠し ・ゲド戦…