映画と本の感想ブログ「映画の本だな」

いつかディズニー映画を英語で観るために頑張るブログ。

原作本・関連本を読む

ディズニー・アニメ映画「モアナと伝説の海」

ディズニー・アニメ映画「モアナと伝説の海」 ”地軸を支える動物の象徴である水棲動物への信仰は、ナマズだけに特有な ものではなく、所によって別の魚や生物であったことは多様な民間信仰から 容易に想像される。 一般に水底や地面を這うようにして生活する…

映画「セブン」

映画「セブン」 ”痛悔は非常に悲しくて苦しくなければなりません。 そうすると、神はその人にはっきりと慈悲をお与えになるのです。” 書籍「カンタベリー物語」 ジェフリー・チョーサー 著 笹本長敬 訳 映画"SE7EN" 1995年 デヴィッド・フィンチャー 監督 痛…

映画「イン・ハー・シューズ」

映画「イン・ハー・シューズ」 ”彼女の足もとだけはいつも正しく見えた。 ローズは人気者がもっているものを手に入れられたのだ。 たとえ足首から上がまったくいけてなくても気にならなかった。” 書籍「イン・ハー・シューズ」 ジェニファー・ウェイナー 著 …

映画「メアリーの総て」

映画「メアリーの総て」 ”おぼえておいてくれ、おれはおまえがつくったものなのだから、 おれはおまえのアダムにあたるわけだが、おれはむしろ、 罪もないのに歓喜から追いだされた、墜落天使のようなもので、 いたるところに幸福があるのに、おれだけがきっ…

映画「ショパン 愛と哀しみの旋律」

映画「ショパン 愛と哀しみの旋律」 ”身なりを整え終えたころ今度は一杯のチョコレート(ココア)が 運ばれてくるが、それは食の細いショパンに 少しでも栄養をつけさせようというサンドの心づかいだった。” 書籍「音楽家の伝記 はじめに読む1冊 ショパン」 …

映画「パディントン」

映画「パディントン」 ”「これから、うちで、わたしたちといっしょに暮らすのよ。」と、 ジュディはいいました。 「この人、南米から移民してきたの。 ひとりぼっちで、どこへも行くところがないんですって。」” 書籍「くまのパディントン」 マイケル・ボン…

ディズニー・アニメ映画「ピノキオ」

ディズニー・アニメ映画「ピノキオ」 ”金貨をうめれば、金貨がなるって? 豆やカボチャじゃあるまいし。 まあ、おれもそんなことを信じてたときがあって、おかげでこんなありさまさ。 ま、今となっちゃ、遅すぎるが、やっとわかった。 金というものは、まっ…

映画「オペラ座の怪人」

映画「オペラ座の怪人」 ”千々に乱れ、悲しみに沈む心を隠す必要はない。 感情が顔にあらわれないよう気をつけなくてもいい。 ちゃんと仮面をつけているのだから!” 書籍「オペラ座の怪人」 ガストン・ルルー 著 長島良三 訳 映画"The Phantom of the Opera"…

映画「コンタクト」

映画「コンタクト」 ”われわれ人間ごとき卑小な存在にとって、果て知れぬ宇宙の大きさは、 愛によってはじめて能くこれを負うことができるということである。” 書籍「コンタクト」 カール・セーガン 著 高見浩・池央耿 訳 映画"Contact" 1997年 ロバート・ゼ…

映画「バックドラフト」

映画「バックドラフト」 ”だが炎は生きているわけではない。 敵でもない。 炎は父を殺したのではなかった。 父は炎のものとなったが、炎に殺されたのではない。 炎などは、つまるところは障害物にすぎない ――障害物ならば、克服できないはずはなかった。” 書…

映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」

映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」 ”イギリスの海賊ジョン・フィリップス船長の掟では、 置き去りにする仲間には弾薬1瓶、水1瓶、小火器1丁、 および弾丸を与えることになっていた。” 書籍「ビジュアル博物館 第59巻 海賊」 リチャード・プラット 著 朝…

ディズニー・アニメ映画「アナと雪の女王」

ディズニー・アニメ映画「アナと雪の女王」 ――ひとのいうことは聞いてみるものである。 もちろん、聞くにたえない助言ぶった人生観の押しつけなら、 はっきりと ”NO.” をつきつけてやればいいでしょう。 でも時にはひとのすすめられた通りにやってみたり、い…

映画「チャーリーとチョコレート工場」

映画「チャーリーとチョコレート工場」 ”そしてその目――その目は、とてつもなく明るく輝いている。 火花がピカッと光り、星がキラッと光るみたいに、 いっときも休まず光を放つ。 要するに、顔全体が、茶目っ気と笑いに燃えているのだ。” 書籍「チョコレート…

映画「ホーンテッドマンション」

映画「ホーンテッドマンション」 ”こわがることはないと思います。 だって、奥様はもう亡くなられているんですもの。 でも、わたしは生きてます。 こわくないのは、あたりまえではありませんか。” 書籍「幽霊の恋人たち」 アン・ローレンス 著 金原瑞人 訳 …

映画「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」

映画「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」 シリーズものの作品を読む時は、1巻から読み始めるのが普通ですよね。 なぜか私は、1巻から読んでみたものの最初の1~2章が遅々として進まず 試しに2巻を読んでみたらすぐに読み終えてしまい、1巻に戻って読破す…

映画「ポーラー・エクスプレス」

映画「ポーラー・エクスプレス」 ”ずいぶん昔、まだ子どものころ、クリスマス・イブの夜中に、 ぼくは静かにベッドに横になっていた。 シーツのこすれるこそりという音さえたてなかった。 ゆっくりと静かに息をし、耳を済ませ、 ある音が聞こえてくるのをじ…

ディズニー・アニメ映画「美女と野獣」

ディズニー・アニメ映画「美女と野獣」 映画 " Beauty and the Beast " 1991年 ゲーリー・トゥルースデイル/カーク・ワイズ 監督 自分が恋に落ちた時、その理由を考えることがありますか。 あれこれ思いついてはみるものの、どれも決定打に欠けるし、 そも…

ディズニー・アニメ映画「ふしぎの国のアリス」

ディズニー・アニメ映画「不思議の国のアリス」 ”あ、あ、あの、あまりよくわかんないんです、いまのところ――少なくとも、 けさ起きたときには、自分がだれだったかはわかってたんですけど、 でもそれからあたし、何回か変わったみたいで (中略) はい、自…

映画「タイタニック」

映画「タイタニック」 ”(1842年、プリタニア号について、チャールズ・ディケンズの言葉) 「真黄色のゆでた羊の足とそれに続くりんごとぶどうとオレンジのどこかかび臭い デザートは、当時の船上料理を象徴している」彼はこう皮肉っている。 こうした不満は…

映画「ジュマンジ」

映画「ジュマンジ」 2019年に最新作が公開されて完結した映画「スター・ウォーズ」の大事なテーマを 一言で伝えるなら、「息子が父親を超え、和解する話」かな、と思っています。 母と娘ではなく、母と息子でもなく、父と娘でもない。 他ならぬ、父と息子。 …

映画「美女と野獣」

映画「美女と野獣」 星占いの話で、こう聞いたことがあります。 「土星ってつまり、『美女と野獣』の野獣なの。 初対面の印象は最悪で、できれば関わりたくない相手。 けれどもその嫌悪感や苦手意識を乗り越えて、 自分のものにすることができると野獣から王…

映画「キャッツ」

映画「キャッツ」 映画「CATS」を見てきました。 映画のことは、ちょっと横において。次の休みに行ってきましたよ、図書館へ。 そして借りたの、この本を。 書籍「キャッツ ポッサムおじさんの実用猫百科」 T. S. エリオット 著 小山 太一 訳 映画 " Cats " …